会社などで勧められている人間ドックは、病気の
早期発見、治療のために行われていますが、
どんな病気も見つけられるという訳ではありません。
脳卒中や脳梗塞などの脳の異変には
気付けないことが多いのです。
そこで、脳ドックを定期的に受けておけば、未破裂の
脳動脈瘤などの小さな異常も見つけることができます。
脳卒中や脳梗塞になってしまってからでは、
後遺症が残ってしまうこともありますから、
未然に防ぐということについても
脳ドックを受ける価値があります。
脳疾患予防!!脳ドックの検査方法は?
脳ドックの検査方法には、MRIやMRAによる
画像診断の他に、超音波検査や脳波測定、
心電図などがあります。
色々な検査をすることで、多方面から
脳の病気や危険因子を調べていくのです。
検査の項目の一つであるMRIには、トンネル型の
ものとオープン型のものがあります。
トンネル型のMRIは、閉鎖的な空間の中に入れられて
しまいますが、オープンMRIは狭い空間に入れられる
ことがないので、閉所恐怖症の方でも
楽な気持ちで受けることができます。
オープン型MRIでの検査は値段を心配しなくて良い!?
また、オープンMRIでもトンネル型のMRIと
同じくらいの費用で脳ドックが
受けられる医療機関があります。
そのため、オープン型で受けたいけれど、費用が高く
なってしまうという心配をする必要はありません。
脳ドックの費用は? 一般的にかかる
脳ドックの費用は4〜9万円と言われています。
最近では、検査項目を減らし、短時間で
受けられる脳ドックも登場しています。
そちらは2万円代と安い費用で脳ドックを
受けられるようになっています。
価格が高い場合にはシンプルではない脳ドック!?
もちろんオプション付けて検査の内容を増やしたり、
人間ドックもまとめて受けたり、入院して
受けたりした場合には、費用が高くなります。
高すぎると思われた場合には、どのような内容なのか
確認して必要な検査だけを受けるようにするのです。
シンプル脳ドックなどを選択すれば基本的な
検査を受け価格が安くて済むケースが多いはずです。
脳ドックの費用は健康保険は適応されないので、
自己負担になってしまいますが、脳梗塞や脳卒中に
なってしまい、働けなくなることや後遺症が残るという
リスクを考えると1度受けておくことをオススメします。